ただ春の夢のごとし
子育ては「ただ春の夢のごとし」と感じるようになった9-1母さんの日記。 反抗期でもおっとり系のタイニー、てんかんかもしれないイーヤンの話を中心に、日々考えたことを記しています。
カテゴリー「EPILEPSIA」の記事一覧
- 2024.05.19 [PR]
- 2011.02.22 春のサッカー合宿に向けて2011
- 2011.02.11 M先生の診察(2)
- 2011.02.11 MRI
- 2011.02.11 M先生の診察(1)
- 2011.02.11 イーヤンに起こったこと
M先生の診察(2)
2月4日M先生の2回目の診察を受けた。脳のMRIでは、てんかんに関連するような所見はなかった。ただし、蝶形骨洞炎(副鼻腔炎)と血管の奇形(通常2本の血管が3本ある)が見つかったとのこと。副鼻腔炎は耳鼻科に相談、血管のことは心配無しとのことだった。
脳波は一度では異常波が表れない場合もあるため、春休みにもう一度取ってみることになった。
MRIで所見がなくてホッとしたのではあるが、「じゃぁ年末のあの2回の発作は何なんだ?」ってことになる。青梅の先生は心因性の可能性もあると言った。M先生にそれを尋ねると、「今までの診察から見て心因性は考えづらい。心因性の場合は、普段の生活で学校に行きたくないとか、何か兆候があるはずですから」とのこと。
春休みにはまたサッカー合宿がある。合宿の参加について聞いてみたところ、「お子さんがみんなと同じ生活をできるようにするための診療です。何も制限しないので、いつもと同じにしてください。ただし睡眠不足にならないように」と言われた。また「てんかんの発作が出れば薬で治療するまでのこと。大事なことは今までと同じ生活ができることです」とも。
確かにそうだ。イーヤンがてんかんなのか、そうでないのかよくわからないが、一番大事なことだけ忘れずにいなければ。
脳波は一度では異常波が表れない場合もあるため、春休みにもう一度取ってみることになった。
MRIで所見がなくてホッとしたのではあるが、「じゃぁ年末のあの2回の発作は何なんだ?」ってことになる。青梅の先生は心因性の可能性もあると言った。M先生にそれを尋ねると、「今までの診察から見て心因性は考えづらい。心因性の場合は、普段の生活で学校に行きたくないとか、何か兆候があるはずですから」とのこと。
春休みにはまたサッカー合宿がある。合宿の参加について聞いてみたところ、「お子さんがみんなと同じ生活をできるようにするための診療です。何も制限しないので、いつもと同じにしてください。ただし睡眠不足にならないように」と言われた。また「てんかんの発作が出れば薬で治療するまでのこと。大事なことは今までと同じ生活ができることです」とも。
確かにそうだ。イーヤンがてんかんなのか、そうでないのかよくわからないが、一番大事なことだけ忘れずにいなければ。
M先生の診察(1)
新年になり、もう一度青梅の病院に行った。自宅の近所のK病院に紹介状を書いてもらうためだ。救急外来で受けた検査結果と紹介状を受け取り、「なるべく早く診察してもらってください」というお医者さんのアドバイスに従って、2日後にK病院に行った。
K病院の小児科で診察を受けたところ、月に一度しか診察しない小児神経科専門のM先生が、ちょうど翌日来るとのこと。「やっぱり早く来てみて良かった!」
その日のうちに脳波を取って、明日M先生に診断してもらうことになった。
翌日、M先生の診察。先生はイーヤンといろんな話をしながら、クリスマスイブとサッカー合宿の時に何が起こったのかを聞いた。M先生は子どもの心と脳の専門家。こわもて?だが、子どもが話しやすい優しい雰囲気。それでも子どもの言葉や態度から子どもの奥底にある問題を把握してしまうような先生だ。
しばらくして先生はイーヤンに「ちょっと部屋の外で待っててくれる?」と言い、夫と私が診察室に残った。M先生のお話をまとめると以下のとおり。
「脳波には所見がなかった。それでも症状としてはてんかんの可能性があるので、MRI検査をしたい。
MRIで何か所見が見つかっても、発作が出なければ薬は使わない。これまでに2回発作があったということは、また起こる可能性がある。
薬を使うことになった場合は、最低でも3年以上飲み続けることになる。
右手の感覚がなくなった、というのが気にかかっている。
発作がまた起きた場合は、どういう症状だったかを記録しておいてほしい。」
K病院の小児科で診察を受けたところ、月に一度しか診察しない小児神経科専門のM先生が、ちょうど翌日来るとのこと。「やっぱり早く来てみて良かった!」
その日のうちに脳波を取って、明日M先生に診断してもらうことになった。
翌日、M先生の診察。先生はイーヤンといろんな話をしながら、クリスマスイブとサッカー合宿の時に何が起こったのかを聞いた。M先生は子どもの心と脳の専門家。こわもて?だが、子どもが話しやすい優しい雰囲気。それでも子どもの言葉や態度から子どもの奥底にある問題を把握してしまうような先生だ。
しばらくして先生はイーヤンに「ちょっと部屋の外で待っててくれる?」と言い、夫と私が診察室に残った。M先生のお話をまとめると以下のとおり。
「脳波には所見がなかった。それでも症状としてはてんかんの可能性があるので、MRI検査をしたい。
MRIで何か所見が見つかっても、発作が出なければ薬は使わない。これまでに2回発作があったということは、また起こる可能性がある。
薬を使うことになった場合は、最低でも3年以上飲み続けることになる。
右手の感覚がなくなった、というのが気にかかっている。
発作がまた起きた場合は、どういう症状だったかを記録しておいてほしい。」