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ただ春の夢のごとし

子育ては「ただ春の夢のごとし」と感じるようになった9-1母さんの日記。 反抗期でもおっとり系のタイニー、てんかんかもしれないイーヤンの話を中心に、日々考えたことを記しています。

カテゴリー「EPILEPSIA」の記事一覧

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Toddの麻痺

2回目の発作の後、イーヤンが訴えた「右手が動かなかった」症状。M先生は、脳波やCT検査に異常が見られなくても、これが気になると言っていた。

てんかんの発作の後、片方の手や足が動かなくなる事はよくあるらしい。この業界?ではこれは「Toddの麻痺」というかわいらしい名前で呼ばれている。脳の一部で運動神経の発作が起こった後に、脳の部位と反対側の手足に麻痺が残る。時間が経てば自然に治るということなので、麻痺自体はそんなに心配することはないのかもしれない。

イーヤンの右手にToddの麻痺が起きていたのなら、左側の脳がショートしたっていうことになる。


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単純か複雑か

ILEの発作分類の表から、イーヤンの発作は部分発作であるように思える。けれど、単純部分発作か、複雑部分発作なのかがわからない。なぜかといえば、ここで言う「意識障害」が何なのか良くわからないからだ。意識障害と聞くと、意識がなくなったり倒れたりする状態を想像してしまうが、それは重度の場合であって、軽度の意識障害には居眠りしたり意味なく歩き回ったりするようなものも含まれるらしい。

イーヤンは歩き回ったり、意味不明な行動をしたりしていたから、意識障害があったということなのだろうか。次回診察で、M先生に聞いてみよう。


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てんかん発作の分類

てんかんの症状は発作。発作は大まかに分けると「単純部分発作」「複雑部分発作」「全般発作」の3種類だ。この3種類の発作を、ILAE(国際抗てんかん連盟)がさらに細かく分類している。それをまとめたのが下の表だ(ILAE 1981)。

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100万分の1?

世界中での割合から考えると、日本には100万人のてんかん患者がいると推測できるそうだ。ということは、160人に一人ぐらいの割合ってこと。これは結構高い割合だといえると思うが、これほどメジャーな病気として通用しているわけではないようだ。

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てんかん(Epilepsia)とは何か

「てんかん」と聞くと、私は、けいれんとか高熱とか急に倒れるなどの発作を想像する。昨年末に初めててんかんの疑いと言われた時に、頭の中は真っ白だったが、本当は何がてんかんなのか知らなかった。

あれからずいぶんいろんな本を読んだりウェブで調べたりした。ここで、てんかんについて整理してみようと思う。『』は金澤治著「知られざる万人の病 てんかん」からの概要である。

『てんかんは、慢性の脳の病気で、その症状は脳内の電気的ショートによるてんかん発作』

なるほど、イーヤンの脳内でショートが起こったんだ。慢性の病気なんだ。

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