ただ春の夢のごとし

金町浄水場で放射性物質検出。私の住んでいる町でも、「乳幼児の水道水の摂取を控えるように」と発表があった。

水が飲めない？
全く飲めないの？
煮沸したら飲めるの？
フィルターで濾せば飲めるの？
浄水器なら大丈夫？
水道水で手を洗っても大丈夫なの？
うがいはできるの？

一瞬にしてこれほどの疑問が生じた。

これまで原発からの放射性物質の拡散を気にしてはいたが、手を洗えば流れる、野菜も洗えば食べられる、と聞いていたのに！洗い長すための水が汚染されてしまったらどうしたらいいのだろう・・・。

根本的な解決策ではないが、少しでも放射性物質を取り込まないようにする手だてはないわけではない。

今回浄水所で検出されたヨウ素は、半減期8日から30日ぐらい（ヨウ素の種類による）だ。ウランのように数万年単位の物質ではない。これからしばらく放射性物質が放出されるとしても、数ヶ月ぐらいで収束するかもしれない（希望的観測？）。

ヨウ素は揮発性であるため、煮沸は少しは有効らしい。また、原子力発電所でも実際に何層もの活性炭を入れたフィルターを通しているらしく、活性炭を使った浄水器も有効らしい。

成長期にさしかかった子ども達。私にも、彼らを最大限守りたい、という愛情がある。生物の一種としてうまれたからには種を守らなければならないという本能もある。放射性物質の放出が続いているであろう今、私達大人ができることは、子ども達が放射線で少しでも被ばくしないようにしてあげることだ。

浄水器の水を煮沸して飲む、洗濯物を長時間外に出さない、外から帰ったら上着を叩く、などささいなことかもしれないがマメに実行していくことで、毎日受ける放射線の量が少しでも減ってくれるかもしれない。TVでは専門家？の人が、「東京に住んでいる人は心配ない」なんて言っているけど、都道府県が発表する放射線量情報などをチェックし、アンテナを張り巡らして、自衛することが大事だと思う。

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