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ただ春の夢のごとし

子育ては「ただ春の夢のごとし」と感じるようになった9-1母さんの日記。 反抗期でもおっとり系のタイニー、てんかんかもしれないイーヤンの話を中心に、日々考えたことを記しています。

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放射能汚染された水—微量だったら大丈夫?

日本核医学会のHPに「微量に放射能汚染された飲食物の長期摂取に関して」という記事が載っている。
http://www.jsnm.org/japanese/11-03-25

これを読んで、安心した気になれるだろうか?
こういったものを読むと、私の場合、さらに数値評価の元になっているICRPの資料も読んでみないと、納得できない。BqやSvはgやcmみたいに身近な単位でないためだろうか。

この水や植物の汚染問題は長期間続くと私は思うので、上記記事をまとめておく。

●3月17日の政府通知で、成人・小児の放射性ヨウ素に関する飲料水の暫定規制値を、300Bq/kg、特に乳児については暫定規制値を100 Bq/kgとしたが、これは乳児への影響は大人より3倍程度高いことによる。一部報道に、「乳児の甲状腺が発達途上でヨウ素が取り込まれやすい」とあるが、取り込みの力に年齢差はない。

仮定1)仮に、乳幼児が、100 Bq/kgの放射線量の飲料水で調整したミルクを1回200 ml、1日5回飲んだとすると、1日約100 Bq、1 年間で100x365 Bqつまり36,500 Bqの放射性ヨウ素が乳児体内に入ることになる。

仮定2)仮に、子どもが、暫定規制値の上限の牛乳(300Bq/kg)を毎日コップ1杯(約200 ml)1年間飲んだとすると、300x0.2x365 Bq、21,900 Bqの放射性ヨウ素が子どもの体内に入ることになる。

●ICRP報告によれば、約120,000 Bqの放射性ヨウ素が体内に入った状態でも子供達の甲状腺癌発生が増加する危険はない。上記2つの仮定の数値と比べてみても、発ガン率増加の危険性はない。

●実際には、長期にわたる微量の放射線被ばくでは、影響を受けた細胞には修復の働きがあるため、発癌の危険はより低くなる。

●上記試算は、年間を通して一定量の放射性物質の混入が同じ量持続すると仮定したものであるため、今後原子力発電所の状況が改善すれば、放射線被ばくは試算よりもさらに少なくなる。

●放射線に対する影響を最も考慮しなければならない子供達でも問題とならないのだから、放射線の影響がずっと低い大人では、影響を及ぼすことはほとんどないであろう。

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